やぶ塚温泉郷

天智天皇の時代に開かれたとされるやぶ塚温泉は、新田義貞が鎌倉を攻めた折りに、兵士を湯治させた湯とも言われています。都会の騒々しさを逃れて、静かな時を過ごすには絶好の素朴な味わいの温泉です。温泉街にはつつじ山公園があり、春にはあでやかなつつじ一色となります。また、細川雄太郎氏が藪塚本町での思い出を童謡にした「あのこはたあれ」の歌碑が、温泉入口の「なつめの里公園」に建てられています。